マイクロスコープや拡大鏡を使用し、
歯を削る量を最小限に抑えます
当院では、虫歯菌に感染している病巣だけを緻密に除去するために、症状に応じてマイクロスコープ(デジタル顕微鏡)や拡大鏡(拡大ルーペ)を用いた精密な治療を行なっています。
診療 時間 |
⽉-⼟ 9:00-18:00/⽔ 9:00-13:30/休診⽇ ⽊・⽇・祝⽇ | 06-6882-5151 |
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お口の中に存在している28本の歯は、1本1本にそれぞれの役割があり、総合的に機能しています。当院では、患者さんの口腔内や歯の状態を的確に見極め、お一人おひとりに合わせた最適な治療計画をご提案いたします。
可能なかぎり「歯を削らない・抜かない」ことを重視し、「痛みやストレスの少ない」治療に努めておりますので、お口周りで気になることがございましたら、どうぞ安心して当院へご相談ください。
虫歯(う蝕)は、虫歯菌の代表格とも言えるミュータンス菌などによる感染症です。お口の中の細菌は食べかすに含まれる糖分を栄養として『酸』を作りだし、この酸により歯に穴があくため、症状が進行した虫歯は患部を削ることで進行を食い止める必要があります。
しかしながら、削った歯は元の状態に戻ることはなく、削る量が多くなるほど将来的に抜歯のリスクが高まります。
そのため、天然歯の健康寿命を延ばすために鍵となるのは、治療で削る範囲を最小限に留め、患者さんご自身の歯をなるべく多く残すこと。つまり、可能なかぎり「歯を削らない治療(MI治療=Minimal Intervention -低侵襲な治療)が重要なのです。
当院では、虫歯菌に感染している病巣だけを緻密に除去するために、症状に応じてマイクロスコープ(デジタル顕微鏡)や拡大鏡(拡大ルーペ)を用いた精密な治療を行なっています。
拡大鏡は視野を2.5~5倍に拡大することができ、またマイクロスコープは視野を最大20倍に拡大することが可能です。どちらも歯の削る量を抑えるだけでなく、肉眼では見えない初期の虫歯を発見できるメリットに加え、虫歯の治療後に詰め物や被せ物をセットするときにも段差や隙間なく、精密な形成を可能にします。
充実の医療機器について当院では、患者さんが麻酔や治療の時の痛みやストレスをなるべく感じることのないように、さまざまな設備を整えて十分な配慮をしております。
子供の頃によく見た「むしバイキン』のイメージです。
ご存知かと思いますが、実際にはこのようにむし歯が作られているわけではありません。
むし歯は「歯質」上に存在する「細菌」が「糖分」を栄養として生活し、『酸』を排出します。この『酸』が「歯質」を溶かすことでできるのが『むし歯』です。『酸』が排出されるまで、歯を溶かすまでには『時間』が必要です。
ですから、ただ単純に「甘いものを食べない』では正確なむし歯予防にはなりません。
「むし歯ができた→削って詰めて治療する」だけでは、またむし歯ができてしまいます。
「治療をしてはまたむし歯になり、治療を受ける」
このような負のサイクルが続くことを皆様望んでおられるでしょうか?
当院では、昔行われていた(今もそういった歯科医院は存在しますが)このような治療を良しとしていません。
治療をきっちりと行う上で『何が原因か?』を常に考えて治療に取り組んでいます。
そしてそれを患者様にお伝えし、どうすれば再発を予防できるか?をお伝えします。
そうでなければ、大切な患者様のお口の中の環境を守ることができないからです。
皆さんそう考えることが多いと思いますが、実際にはむし歯と痛みは常に連動しません。
歯に痛みを感じたとしてもむし歯が原因でないこともたくさんあります。(例:知覚過敏)
知覚過敏は、その名の通り「知覚神経が過敏な状態」ということですが、これはブラッシング圧が強すぎることで歯の根の部分の象牙質が露出し、痛みを感じます。
過度の歯ぎしりによる歯のすり減りでも起こることがあります。
この場合の対応はむし歯とは異なりますのできちんとした診断が必要です。
また、小さい虫歯の段階では痛みが出ないこともありますし、神経を取った歯では虫歯が進行していたとしてもほとんどの場合痛みは感じません。
ですから、自覚症状のみで『虫歯』を判断することは困難です。
『痛みが出てきてから治療する』では不必要な病状の進行を招いてしまう恐れがあります。
定期的に歯科を受診し、レントゲンや口腔内の視診で検診を行うことが推奨されます。
溶かされた表面はツヤを失い、白く濁ったり茶色に変色したりします。まだ歯に穴はあいておらず、痛む・しみるなどの自覚症状もありません。
このような初期虫歯であれば、歯を再石灰化することで削ることなく虫歯を治せる場合があります。フッ化物が配合された歯みがき粉を使い、毎日正しい歯磨きを行うセルフケアが大切です。また、並行して歯科医院で行うフッ素塗布などのプロケアも有効です。
予防歯科について歯の表面が溶かされ、ごく狭い範囲に穴があいている状態です。まだ痛む・しみるなどの自覚症状はないものの、患部が黒ずんで見えます。
虫歯の感染源を削って取り除き、レジンと呼ばれる特殊プラスチックの詰め物をセットする処置を行います。
虫歯菌が歯の内部にまで浸食し、象牙質まで進行している状態です。黒ずみの範囲が広くなるとともに、熱いものや冷たいものを飲食した時に歯がしみたり、痛みを感じたりといった自覚症状が現れ始めます。
患部を削ったあとレジンの詰め物をします。削る範囲がやや大きい場合は、型をとって作るインレーと呼ばれる詰め物を使った補綴物による治療を行います。
審美歯科について虫歯が歯の神経(歯髄)まで進行した状態です。表面的には穴は大きくないように見えることもありますが、歯の内部の神経に近い部分で炎症が起きることで強い痛みを伴う場合があります。
歯の根の治療である『根管治療』が必要です。大きく削った歯の代用品として、クラウンと呼ばれる被せ物をします。
根管治療について虫歯によって歯の大部分が溶かされ、感染が歯の根まで達している状態です。神経が死んでしまうため痛みを感じないケースがほとんどですが、根の中で細菌感染が起こると再び痛みが発生します。
この段階での治療は困難で、放置すれば全身の健康を損ねる病巣となりかねず、一般的には抜歯以外の選択肢は残されていません。抜歯後は、ブリッジ・入れ歯・インプラントなどの方法を用いて歯の機能の修復を図ります。
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